シニアは何歳から?世代や年代の定義はある?今明かされる【シニア】のすべて

シニアとは

一般的に、中高年から高齢者のことを「シニア」と呼びますが、何歳からシニアになるのか疑問に思ったことはありませんか?

自分はシニアなのか、そもそもシニアってどういう意味なのかなど、シニアにまつわる疑問を調べてみました。

シニアの定義

さっそく、シニアの定義を調べてみました。

シニアは英語で、スペルは「Senior」と綴ります。

言葉の意味は2種類あり、スポーツ界などで使われる場合は「年長者」「上級者」という意味があり、対義語であるジュニアと区別されます。

もう一つの意味は「高齢者」のことを指し、我々と関係があるのはこっちの方です。

シニアは何歳から?

結論からいうと、「○歳からシニア」という明確な定義はないようです。

年金や定年という区切りの年齢である65歳前後からシニアだと考える人もいれば、20代がヤング、30〜40代がミドル、50代以降がシニアという考え方もあります。

ちなみに、5400万人を超えるシニアデータベースを持つシニア専門のマーケティング会社 株式会社ジー・エフによれば、シニアデータベース世帯の年代層の80%以上が、50歳以上ということです。

 

想像よりずっと若いことに驚いたのではないでしょうか!?

現代のシニアは、一昔前のシルバーや高齢者とは全然意味合いが違います。

仕事や家庭がひと段落して、これから自分だけの時間を大切にしていきたいと考える世代が、シニアなのです。

フィギュアスケートでは15歳でシニア

余談ですが、フィギュアスケートだとシニアはなんと15歳以上です!

スポーツの世界だと、30代からシニアの種目が多いです。

シニアという言葉にネガティブな印象を持っていた方も、少しは楽になれたのではないでしょうか。

企業によってこんなに違う!シニアの考え方

シニア割引やシニア特典などを設けているお店やサービスはたくさんありますが、企業によってシニアのとらえ方がこんなにも違います。

テーマパーク

東京ディズニーランド:60歳以上(シニアパスポート)

ユニバーサルスタジオジャパン(USJ):65歳以上(スタジオパス)

映画

シニア割→60歳以上

夫婦50割→夫婦どちらかが50歳以上

 大手スーパー

イオン:55歳以上(G.G感謝デー)

イトーヨーカドー:60歳以上(シニアナナコ)

飛行機

JAL・ANA・AIRDO・スターフライヤー:65歳以上

ピーチ・スカイマーク:60歳以上

仕事

ハローワーク:55歳以上

マイナビ:40代以上(マイナビミドルシニア)

MS−Japan:50代以上

 

こちらにあげたシニア優待やサービスはほんの一部です。

もっとたくさんの企業が、シニア向け特典を用意してくれています。

対象年齢も40代からというところもあり、シニアライフは意外とお得です。

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呼び名から連想される年齢

シニアなど、呼び名から連想される年齢はどのようになっていると思いますか?

市場調査を行っている会社、ビデオリサーチに面白いデータがありました。

年配者を指す言葉として「シニア」「シルバー」「高齢者」「老人」の4つをあげ、呼び名からイメージする年齢を調査したというものです。

データによれば、年齢が若い方から「シニア」「シルバー」「高齢者」「老人」というイメージが強いということです。

http://www.videor.co.jp/casestudies/rd/marketing/2013/04.htm

アクティブシニアとは

これからは、アクティブシニアの時代だといわれています。

アクティブシニアとは、60〜70代を中心とする団塊の世代に生まれ、従来のステレオタイプの高齢者像にとらわれず、自分の価値観や個性を大切にし、定年後も趣味や仕事に意欲的な元気なシニア層をさします。

総務省でも、平成25年版の情報通信白書のポイントでアクティブシニアの出現について注目し、知恵やノウハウを豊富に持つアクティブシニアに期待しています。

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/html/nc123210.html

今後、5人に1人が高齢者といわれる時代を迎えるうえでも、我々アクティブシニアの動向がカギとなって動いていくのではないでしょうか。

これってシニアデビュー!?ネットで話題の『よる年波』

年をとるという意味の『よる年波』エピソードをシニアデビューなどと言って、あるあるネタで盛り上がっているブログがネット上には多く見られます。

大きなコミュニティーにはシニアカテ(シニアカテゴリー)があるのが普通だし、一度覗いてみるのも楽しいかもしれません。

シニアデビューの体験談で多いのは、「老眼になった」「優先席を譲られた」「アイドルグループの顔がみんな同じに見える」「目覚めが早くなる」などなどです。

加齢をポジティブに受け容れ、楽しむことができるのも、アクティブシニアの特徴といえるでしょう。

まとめ

シニアという言葉自体はだいぶ浸透しているイメージですが、いざ自分がシニアに当てはまるかと考えた時、迷ってしまう人の方が多いのではないかと思います。

今回、シニアの意味を調べてみて、シニア=高齢者ではないことがわかりました。

シニアとはただ単に年齢を区別する言葉ではなく、「元気で活動的な、余裕のある大人」という、中身の充実した成熟者のことをいうのだと、改めて実感しました。