老眼用コンタクトレンズを使っている人たちから、使い心地やメリットデメリットの口コミを集めて紹介しているページです。
老眼でもコンタクトをあきらめたくない人はぜひ、ご覧ください。
老眼用コンタクト愛用者の口コミ!
老眼用コンタクトを使用している方たちから、使用感やメリット、デメリットなどの口コミを集めました。
40代 女性
近視用のコンタクトを使っていましたが、足の爪切りの時に見えずらくなって老眼を意識しました。
ですが、コンタクトのまま老眼鏡をかけると頭が痛くなってしまうのでお医者さんに相談したら、老眼用のコンタクトレンズを紹介してくれました。
すごく見えやすくなったし、老眼鏡のかけ外しの手間や頭痛もなくなり、快適です。
50代 男性
遠近両用メガネをずっと愛用してましたが、どっちを使うかによって目線をずらすのが大変で、長年眼精疲労に悩まされていた私を助けてくれたのが、老眼用のコンタクトです。
コンタクトにしてから、遠くも近くも目線そのままの状態ではっきり見えるようになりました。
ただ、使い捨てなので費用がかさむのがネックです。
60代 女性
この年で初めてコンタクトレンズというものを始めました。
取り外しの時に、目に指を入れなきゃいけないのが難しくて、レンズ屋さんで1時間くらい練習が必要でした。
あと、目が乾かないようにしょっちゅう目薬をささなくてはいけないことも大変です。
見え方については、快適です。
60代 男性
メガネには何かと不便を感じていたので、思い切ってコンタクトに替えてみました。
これが、周囲からの評判がとても良くて、「若々しくなった」とか「ハンサムになった」とか褒められることが多くなり、見え方以上に嬉しい反応です。
趣味のマラソンも、コンタクトにしてからスイスイ走れるようになりました。
60代 女性
今まで何十年もコンタクト生活なので、老眼が始まっても選択肢はコンタクト以外ありませんでした。
おかげで周りから老眼と気づかれておらず、「いつまでも若くていいわねぇ」とうらやましがられます。
ぜひおすすめしたいですが、近視用よりもメーカーによって合う合わないがはっきりしているので、買う時にはじっくり選んだ方がいいと思います。
70代 女性
今さらという感じですが、娘に勧められたコンタクトレンズがこんなにも快適だとは思いませんでした。
まるでつけていることを忘れてしまうくらい違和感もなく、自分の目で見えているようにはっきりと文字や人の顔が見えます。
メガネを何本も持ち歩かなくて済むようになったので、楽です。
皆さんの口コミを、メリットとデメリットに分けてまとめてみます。
老眼コンタクトのメリット
・老眼鏡使用時の頭痛から解放された
・老眼鏡のかけ外しの手間がなくなった
・眼精疲労がなくなった
・視線をずらさなくて済むので楽
・若々しい印象になった
・スポーツしやすい
・周りから老眼に気づかれない
・メガネを何本も持ち歩かないで済む
老眼コンタクトのデメリット
・使い捨てだと費用がかさむ
・初めて使う人にとっては難しい
・目薬をさす必要がある
・メーカーによって合うもの、合わないものがある
こちらに紹介した口コミは、個人の感想です。
必ずしも、「老眼用のコンタクトを使用するとこうなる」ということではありませんので、参考としてお役立てください。
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老眼用コンタクトとは?
老眼用コンタクトについてどいうものか、仕組みなどをわかりやすく解説します。
老眼用コンタクトは、正しくは「遠近両用コンタクトレンズ」と呼ばれるものです。
通常のコンタクトレンズは、近視用や遠視用など、どちらか一つのピントを合わせるためのレンズです。
しかし遠近両用コンタクトというのは、遠視と近視の調整を、レンズを入れ替えることなくできるとても便利なレンズなのです。
老眼に遠近両用コンタクトレンズが効果的なしくみ
本来、老眼と遠視は全く別のものですが、感じる見え方の症状は似ています。
「近くが見えづらい」という症状は共通していますが、老眼の場合はピントの調整の不具合、遠視の場合は網膜の屈折の不具合によって起こります。
つまり、老眼は誰にでも起こりうる目の老化現象なのです。
目の老化現象が始まると、近くの物が見えづらくなると同時に遠くのものも見えづらくなってくる人が多いです。
そこで、遠近両用コンタクトが役に立ってくるのです。
メガネで矯正する場合、遠近両用タイプだと遠近2種類のレンズがはめ込まれているので、遠くを見る時はレンズ上部に、近くを見る時はレンズの下部に視線をあわせる必要があります。
しかし遠近両用コンタクトなら、脳の「同時視」という機能を利用しているため、視線を変えることなく無意識に遠くと近くを脳が判断して、見えやすくすることができるのです。
老眼用コンタクトの選び方「ソフトとハード、どっちがいいの?」
老眼用コンタクトの選び方を、わかりやすく解説します。
コンタクトレンズには、ハードとソフト2種類のタイプがあります。
これは、遠近両用コンタクトに限らず、普通の近視用や乱視用などのコンタクトにも共通しています。
文字通り、ハードレンズは硬く、ソフトレンズは柔らかいです。
では、それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
ハードコンタクトについて
ハードコンタクトのメリット、デメリットをあげてみます。
メリット
・酸素の透過性がよい
・乱視がある人向き
・見え方が自然
・手入れが楽
デメリット
・慣れるのに時間がかかる
・ずれたりゴミが入ると痛い
・激しいスポーツなどで外れやすい
遠近両用ハードコンタクトの特長
・レンズの種類のよっては、近くを見る時に視線を下げる必要があるなどコツが必要
一般的に、ハードレンズは目への負担が少ないことや手入れの手軽さ、金額面の負担が軽いなどというメリットがあります。
一方で、慣れるまでに違和感を感じる人も多く、またずれたりゴミが入るとレンズが硬い分とても痛いです。
ソフトコンタクトについて
ソフトコンタクトのメリット、デメリットをあげてみます。
メリット
・初心者でも誰でも簡単に着脱できる
・自然な使い心地
・スポーツ時に使用できる
・1日タイプ、2週間タイプ、長期装用タイプなどさまざまな種類から選べる
デメリット
・老眼や乱視が強い場合には視力が出にくい
・乾燥しやすい
・使い捨てタイプだと割高になる
遠近両用ソフトコンタクトの特長
・視線の移動が必要ないため使いやすい
一般的に、ソフトレンズはその使いやすさから人気があります。
コンタクトレンズを初めて使う人や、ソフトコンタクトを使い慣れている人にはおすすめです。
遠近両用コンタクトにカラコンはある?
遠近両用コンタクトにカラーコンタクトはあるのか調べてみました。
遠近両用コンタクトの主流メーカーごとに調べた結果が、こちらです。
アルコン→取り扱いなし
クーパービジョン→取り扱いなし
シード→取り扱いなし
HOYA→取り扱いなし
ボシュロム→取り扱いなし
当サイトシャイニアが調べたところ、現在遠近両用コンタクトにおいてカラコンの取り扱いはないようです。
(2018年3月時点)
諦めないで!老眼でもカラコンを楽しむ方法
遠近両用コンタクトにカラーバリエーションがないからと言って、あきらめるのはまだ早いです!
市販のカラーレンズは、度が入っていないレンズや、近視・乱視の矯正ができるものがあります。
こうしたカラコンと、必要な時にだけ老眼鏡を組み合わせれば、シニアでもカラコンは楽しむことができますよ!
よくある質問Q&A
老眼用コンタクトに関するよくある質問を紹介します。
Q.老眼コンタクトのカラーは選べますか?
A.老眼用、つまり遠近両用コンタクトのカラー付きの販売は、今のところないようです。
(→h2 遠近両用コンタクトにカラコンはある?参照)
Q.使い方が難しいと聞きました。
A.ハードレンズでは、物を見る時の視線の位置などコツがいるものもありますが、ソフトタイプのレンズではそういった手間がないものも多いです。
コンタクトレンズ自体に不慣れな場合だと、着脱や洗浄など最初は覚えなくてはいけない手順があります。
Q.老眼用にはどんな種類がありますか?
A.ハード、ソフト、1日(ワンデー)タイプ、2週間(ツーウィーク)タイプ、1カ月(マンスリー)タイプなどがあります。
Q.買い方は、どうやって買うのですか?
A.眼科で診療を受けた後、処方箋に従って自分に合ったコンタクトレンズを購入します。
まとめ
コンタクトレンズを普段から常用しているシニアの方も多く、老眼が出始めてもそのままコンタクトを使い続けたいという需要が広がってきた結果、遠近両用コンタクトレンズが普及しました。
今は格好いい老眼鏡もたくさん売っているので、メガネもオシャレの一部ではありますが、たまには素顔の自分を楽しんでみるのも良いかもしれませんね。