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孫ブルーってなに?祖父母の本音を調査!孫ブルーに陥らない方法とは

孫ブルー

孫ブルーという言葉をしばしば耳にしますが、どういうことか知っていますか?

孫ブルーは、「孫はかわいいけど、頻繁に世話を任されるのはたまったもんじゃない」という、世間的に言っていいのか悪いのかモヤモヤするような感情のことを言い得た造語です。

そこで、孫ブルーに直面した、または直面している祖父母の方々から実際のお話を聞き、孫育てに関するご意見から孫ブルーに陥らない方法を考えてみました。

孫ブルーとは?

孫ブルーという言葉の解説です。

孫ブルーというのは、子育てコンサルタントの河村都さんによってつくられた造語で、孫の世話を憂鬱に思う気持ちのことをいうそうです。

あんなに待ち望んでいたはずなのに、いざ現実に直面したらこんなはずじゃなかった。

そう、結婚直前の女性に多い、マリッジブルーと同じような兆候です。

孫ブルーを経験した3名の体験談

実際に孫ブルー状態を経験された方たちから、孫ブルーという心理状態を聞くことができました。

正子さん67歳

 

一人娘が40歳で授かり婚での初孫だったので、それはそれは嬉しかったし、誕生を心待ちにしていました。

 

ベビーグッズも娘以上に力を入れて選び、総額100万円くらいは用意したと思います。

 

そんな私が、まさか孫ブルーに陥るとは思ってもいませんでした。

 

娘は管理職についていたため、出産後すぐに仕事復帰しなければいけなかったので、私が生まれたばかりの赤ちゃんを預かることになりました。

 

最初はただただかわいかったですが、やはり私の体力もついていかない。

 

娘も自分のことで手いっぱいだったと思いますが、自分がいない間の赤ちゃんの世話について口うるさく指示や文句をぶつけてきたので、耐えられなくなってしまったのです。

 

「なら保育園に預ければ!」なんてひどいことを口に出したこともあります。

 

もちろん孫はかわいいです。

 

でも、私はもう少し離れた距離感で、孫の世話をしたかったというのが本音です。

真治さん63歳

 

息子夫婦が、ひとり暮らしの私のためにと我が家の近所にマンションを買って住んでくれているという負い目があります。

「親父も孫の顔がしょっちゅうみられて幸せじゃないか」「これだけ孫から慕われるおじいちゃんなんて、珍しいわよ」

 

などと言いくるめられ、最初は私も有頂天でした。

 

できるだけ孫の世話は断らないようにしていたのですが、連絡もなく私をアテにする息子たちにやがて我慢ができなくなり、ある日「金輪際孫の面倒は見ない!」と宣言してしまいました。

 

私も言い過ぎたとは思いますが、後の祭りです。

 

歩いて5分の距離に住んでいるにも関わらず、それ以来孫は顔を見せに来てくれなくなりました。

詠歌さん70歳

 

2人娘がおり、長女は若くして遠方に嫁ぎ、孫を連れて年に1回会いに来てくれるという関係が安定しています。

 

孫ブルーになったのは、次女の子供たちでした。

 

比較的行き来しやすい場所に嫁いだため、孫にも会いやすく、最初のうちは向こうに遊びに行ったり、孫たちの方から会いに来てくれたりという良好な関係が続いていましたが、亀裂が入ったのは最近です。

 

次女から呼び出されて、「美容院に行くから2時間留守番して」だの「友達とランチだからその間孫を見ていて」だとか頻繁に呼びつけられるようになりました。

 

孫はかわいいし、一緒に遊んだりご飯を作るのは私も嬉しいです。

 

でも、そのたびにかかる交通費だとか食費、また孫たちへのプレゼント代など結構な出費があるのにもかかわらず、お礼の一言もないことにいら立つようになりました。

 

直接言えばいいのでしょうが、親として大人げないような気もして言い出せずに余計にモヤモヤしています。

3名の祖父母の皆さんから、孫ブルー体験談を語ってもらいました。

皆さんのお話から、孫ブルーについて見えてきたことがあります。

孫ブルー体験談から見えてくること

孫ブルーについて見えてきたこと、それは理想と現実のギャップです。

「もし自分に孫ができたら」という理想に胸を膨らませる気持ちは、皆さんあると思います。

・かわいいだろうな

・教育やしつけは親がするもの、祖父母の立場はただ可愛がればよいので気が楽だ

・周りのみんなからうらやましがられる

などなど、「もしも自分に孫ができたら」という理想は、自分中心なものが多いというのが特徴です。

 

それなのにいざ孫ができて頼られるという現実は、

・こちらの都合も考えてほしい

・「ありがとう」の言葉さえなく当然のように頼りにしてほしくない

・「孫はかわいいでしょ」という押し付けが気にくわない

など、こちらも自分都合な言い分が目立ったのが特徴的でした。

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孫ブルーにおちいらないために

孫ブルーに陥らないために、できることを考えてみました。

最も大切なのは、自分の思考回路を修正することです。

孫ができる→自分がおじいちゃん・おばあちゃんになる→孫が慕ってくれる→無条件にかわいい

こういったシチュエーションは映画や本の中の話であると同時に、自分勝手な考えということはわかりますでしょうか?

 

シビアに言い換えると、孫が生まれるのは自分とは全く関係のないところで発生する事実であり、孫とのかかわりは自分では決められず子供夫婦次第だということなんです。

つまり、孫に対する幻想と、実際に直面する現実のギャップが「孫ブルー」の元凶です。

自分は孫に尽くして慕われたい、でもそんな関係になれるかどうかは、孫や子供たちとの関係性にかかっています。

 

くれぐれも自分の理想を押し上げず、そして自分の理想をぶつけないようにしましょう。

これこそが孫ブルーに陥らない方法といえるでしょう。

まとめ

孫ブルーなんて無縁だわ・・・

そう思っているおじいちゃんおばあちゃんに多いのが、孫ブルーなんです。

でも孫ブルーは決して悪いことではないので、自分を責めてはいけません。

子供夫婦が理不尽に孫の世話を頼んでくるように、あなたも自分の都合を優先して世話を断る権利があります。

自分の感情を殺してまで「いい祖母(祖父)でいなければならない」と思うから辛いんです。

孫ブルーに陥らない方法はただ一つ、自分のペースを崩さないこと。

最優先すべきは自分です。

自分を大切にし、そこでさらに余裕があったら孫の世話も引き受けるくらいのスタンスがちょうどよいのではないでしょうか。